実験心理学ミュージアム
 

概要紹介

現在のところ、次の4種類のデータベースで構成されています。
以下の1から3は「デジタル・アーカイブ」のページから、4は「動画ライブラリ」(試作段階)のページから入ってください。

 

1 心理学古典的機器データベース

立教大学現代心理学部で収集してきた古典的機器類を中心に、その機器の写真を掲載し、使用されていた研究領域や用途、さらにはその機器の使用経験をもつ研究者などによる解説を加えました。京都大学や東北大学、それに立命館大学などで保存している機器類の情報も加えています。将来は、日本全国に散らばっている機器類の情報も掲載していきたいと考えております。


2 竹井機器工業製造品データベース

竹井機器工業株式会社は、昭和初期の創業(当時の社名は竹井製作所)から現在に至るまで、心理学関係の実験機器や機具類を広範に製作している民間企業です。同社の新潟本社に保存されている製造品の写真とその機器についての情報をデータベース化しました。「カタログに掲載された機器」と「過去に商品化を目指して製造した機器や一点物の特注品」を合わせると数千点が資料化されています。「カタログに掲載された機器」については、写真だけでなく仕様や使い方、価格などの情報も画像に含まれています。「過去に商品化を目指して製造した機器や一点物の特注品」は、「バインダーに整理されている機器類の写真」と「段ボール箱にネガと共に保存されている機器類の写真」とに分けられます。


3 山越工作所カタログデータベース

山越工作所は大正時代から心理学関連の機器を製造してきた会社ですが、残念ながら現存していません。幸い、国立国会図書館に同社の昭和8年のカタログ『実験心理学生理学器械目録(第二版)』がデジタル保存されているので、その資料をもとにデータベース化しました。同カタログの第一版が関西学院大学に保存されていたため、第一版にあたる昭和6年刊の『実験心理学器械目録』もデータベース化しました。


4 機器動作解説ムービー

心理学の古典的実験機器の中には、写真を見ただけで動作メカニズムや使い方を理解することが容易でないものが多くあります。そこで、本プロジェクトの研究協力者を中心に、各機器の使用方法や動作原理を解説した動画をデータベース化することを始めました。現時点では、まだわずかな機器の解説しかありませんが、古い機器が活躍していた当時、どのように使われていたかを理解して頂きたいと願い、将来に向け充実を図っていきたいと考えております。
 この試作段階では、京都大学に保存されている実験機器類を見学に行った本研究チームのメンバーに京都大学の苧阪直行教授(撮影当時)が解説している場面と、大山正先生が学生たちに機器の動作について解説している場面を収録しました。